「ターンオーバー」という言葉、誰しも聞いた事があるかもしれませんね。
美容に敏感な女性なら一番気にするのがターンオーバーだという人も多いです。
美肌にはとても大切な事なので基本的知識をチェックしていきます。
ターンオーバーとは
ターンオーバーとは入れ替わるという意味です。
表皮細胞が基底層のところで新しく生まれて約28日かけて角化し角質細胞となり、最後は垢となってお肌から剥がれていく。このサイクルをターンオーバーといいます。
このターンオーバーの作用で表皮細胞は絶えず生まれ変わっていることになります。
そのため表皮にできた傷は跡が残らずに治ります。
長年のシミがとれないのは真皮層が原因
表皮にできた傷は治りますが、表皮をこえて真皮層まで傷がついてしまうと大変です。
なぜなら、真皮層はターンオーバーが8年以上かかると言われていたり、一説ではそもそも真皮層はターンオーバーしないといわれていたりもします。
だから、なかなか消えない傷があったり、長年とれないシミが出てきたりするのです。
傷もシミも考えたかは一緒です。
シミが表皮にあればターンオーバーの周期でとれる
紫外線に当たってメラニン色素ができたとしても、表皮の中にとどまっていてくれれば28日後にはターンオーバーで排出されて色は元にもどりますが、真皮層まで色素がおよんでしまうと、なかなかとれず、ずっと残ることになります。
これがシミを言われるものです。
40代になるとターンオーバーの周期は100日以上
「ターンオーバーの周期は28日」はとても有名ですが、この28日は10代の時です。
40代になると100日以上になります。
このため傷の治りも遅くなりシミもできやすくなるわけです。
老化で表皮は薄くなりますが、ターンオーバーの周期は遅くなるので角質層が厚くなりゴワゴワ肌になります。
汚肌の原因はターンオーバーの乱れ
肌がくすむ、硬くなる、乾燥がなかなか治らない。
小じわができるといった悩みはターンオーバーの速度が落ちている証拠です。
